特徴
- 接点改質材 SETTEN for PC CI-KS5
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金属表面は一見滑らかに見えても、ナノメートル(nm)の世界で見れば表面は凸凹状態であり、金属と金属との接触部分は隙間だらけの点接触にすぎません。面上の接合に見えても、実際の接触部分は数パーセントにすぎないとも言われており、信号の流れも不安定な状態にあります。またコネクターの抜き差しによる磨耗は接触部分を点接触に変えて行き、また金属表面の酸化・硫化によって接触抵抗が上がり使用機器の性能を劣化させる原因となっています。
CI−KS5を塗布することで金属接触部分を「点接触」から「面接触」にして、金属表面にあるナノメートル単位のキズの凸凹を埋め、高い電気伝送を確立します。 -
CI−KS5は主に、クラスターダイヤモンドとスクワランオイルで構成されています。
クラスターダイヤモンドはグラファイトカーボンでコーティングした、導通性を持つ直径15ナノメートルの黒色ダイヤモンドで、高硬度で耐摩擦性などに優れており、微小サイズのため固体潤滑材の効果も発揮します。
スクワランオイルは粘度が低く、経時・温度変化による劣化が極めて低いオイルで、鉱物油や揮発油のように金属やプラスチックを侵すことはありません。近年では化粧品に添加され人体に対しても高い安全性が認められています
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